Anthropic AcademyのClaude Code 101を受けた感想
Claude Code を毎日のように使っているのですが、「自分の使い方、これで合ってるのかな?」とふと不安になることってありませんか。私はあります。
そんなとき見つけたのが、Anthropic(Claude を作っている会社)公式の無料学習サイト Anthropic Academy のコース「Claude Code 101」です。せっかくなので一気に受けてみたので、今回はその体験記をまとめます。
結論から言うと、普段なんとなく使っていた機能の「答え合わせ」ができて、理解がグッと深まりました。ただ、私のようなデスクトップ版・Windows ユーザーには、ちょっとした「読み替え」が必要な場面もありました。そのあたりも含めて、つまずいた順に書いていきます。
Anthropic Academy ってなに?
Anthropic Academy は、Anthropic が公式に運営している無料の学習サイトです(2026年6月時点)。Claude の使い方を、動画とテキストで体系的に学べます(※サイトは英語です)。
- 料金:無料
- 言語:英語(※後述しますが、翻訳しながら進めれば問題なし)
- 修了すると**修了証(Certificate)**がもらえて、LinkedIn などに共有できる
登録は、メールアドレスだけでサクッとできます。Claude のアカウントとは別で、学習サイト専用のアカウントを作る形です。
「Claude 101」と「Claude Code 101」は別物
ここ、最初にちょっと混乱したポイントです。Academy には似た名前のコースが2つあります。
| コース | 内容 | 主な対象 |
|---|---|---|
| Claude 101 | Claude 全般の入門(チャット中心) | これから Claude を使う人 |
| Claude Code 101 | Claude Code 特化(開発向け) | コーディングで使う人 |
ざっくり言うと、Claude 101 はチャット版(claude.ai)の話がメインです。プロジェクト機能や Artifacts(成果物作成)、コネクタなどを学びます。一方の Claude Code 101 は、私たちが普段ターミナルやアプリで触っている Claude Code そのものの話です。
私は最初に Claude 101 から受けたのですが、「これ、Claude Code 関係なくない?」と感じる場面が多くて、ちょっと戸惑いました。Claude Code の話が知りたい人は、Claude Code 101 から受けてOKです。
デスクトップ版・Windows ユーザーがハマる「読み替え」ポイント
ここが一番伝えたいところです。コースは基本的に CLI 版(ターミナルで使うタイプ)を前提に書かれています。私のようにデスクトップ版(アプリ)を使っていると、そのままでは通じない説明がいくつかありました。
① 「Shift + Tab でモード切り替え」→ デスクトップ版はメニュー操作
コースでは「Shift + Tab で承認モード・自動承認モード・プランモードを切り替える」と説明されます。でもデスクトップ版では、画面のメニューから選ぶ形です。中身(やってること)は同じなので、安心してください。
② 「claude mcp add でツール追加」→ デスクトップ版は設定画面から
MCP(外部ツール連携の仕組み)の追加も、コースはターミナルのコマンドで説明します。デスクトップ版では設定画面のUIから操作します。
③ 「/hooks コマンド」→ デスクトップ版では使えない
これは以前ハマったポイントでもあります。デスクトップ版では /hooks などのコマンドが使えず、設定ファイルを直接編集する必要があります(詳しくは関連記事にまとめています)。
つまり、**「コマンドが出てきたら、デスクトップ版では対応するUI操作に読み替える」**と思っておけば、つまずきません。
受けてよかった内容ベスト4
特に「受けてよかった」と感じた内容を4つ挙げます。どれも普段なんとなく使っていた機能で、仕組みから理解し直せました。
① CLAUDE.md の役割
プロジェクトのルートに置く設定ファイルで、Claude Code が毎回自動で読み込んでくれる「メモ」です。ここにルールや好みを書いておくと、毎回説明し直さなくて済みます。「コードを書く前の自己紹介シート」みたいなイメージですね。
② サブエージェント
重い調べ物などを、別の作業スペースで担当させて、結果だけ持ち帰ってくれる仕組みです。本体の「記憶(コンテキスト)」を散らかさずに済むのがポイント。私はブログの検証作業でこれを使っていたのですが、コースを受けて「あ、これサブエージェントだったのか」と腑に落ちました。
③ コンテキスト管理
Claude の「作業メモリ」には上限があって、埋まってくると自動で要約されます。/compact(要約して継続)と /clear(全部リセット)の使い分けや、「使わない外部ツールはオフにすると軽くなる」という話は、すぐ実践できる知識でした。
④ Hook(フック)
「○○したら自動で△△する」というルールを仕込む機能です。CLAUDE.md の指示は「だいたい守ってくれる」だけど、Hook は「必ず実行される」のが決定的な違い。ここはコースの説明+自分の実体験で、ようやく仕組みレベルで納得できました。
修了証ももらえる
各コースの最後にクイズがあって、合格すると修了証がもらえます。難易度は高くなくて、コースをちゃんと受けていれば解ける内容です。
クイズも英語ですが、選択式なので、意味さえ分かれば大丈夫。LinkedIn に貼れる証明書がもらえるので、学習のモチベーションにもなります。
英語コースだけど、translate しながらで十分
「英語かぁ……」と身構えるかもしれませんが、Claude 自身に翻訳・解説してもらいながら進めると、むしろ理解が深まります。
私は各レッスンの文章を Claude に貼って、「日本語で要約して」「自分のデスクトップ版だとどうなる?」と聞きながら進めました。受け身で動画を見るより、**「自分の環境に当てはめて質問する」**スタイルの方が、断然頭に入りました。
まとめ
- Anthropic Academy は Anthropic 公式の無料学習サイト(2026年6月時点)
- Claude 101 = Claude 全般、Claude Code 101 = Claude Code 特化。目的に合わせて選ぶ
- コースは CLI 版前提。デスクトップ版・Windows ユーザーは「コマンド → UI操作」に読み替える
- CLAUDE.md・サブエージェント・コンテキスト管理・Hook あたりは、受けると理解が深まる
- 英語コースだけど、Claude に翻訳・解説させながら進めれば問題なし
- 最後のクイズに合格すると修了証がもらえる
普段なんとなく Claude Code を使っている人ほど、「あ、これそういう仕組みだったのか」という発見が多いはずです。無料なので、気になった方はぜひ Anthropic Academy から受けてみてください。