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Claude Fable 5が3日で停止した理由を調べた


床屋で順番待ちをしながら何気なくXを眺めていたら、フォローしているアカウントが「Claude Fable 5が使えなくなった」とツイートしていました。

2026年6月13日(土)の朝のことです。

「あ、今日試そうと思ってたのに」と思いながら調べてみたら、単なる障害ではなく米政府の輸出規制指令によるものだと分かりました。この記事では、何が起きたのかを整理します。

Claude Fable 5とは?

Claude Fable 5は、Anthropicが2026年6月9日にリリースした、同社史上最も高性能なモデルです。

それまで一部の限られた組織にしか提供されていなかった「Mythos クラス」の能力を、初めて一般公開したという点で大きな注目を集めました。

主な特徴:

項目内容
リリース日2026年6月9日
対応プランPro / Max / Team / Enterprise(追加料金なし※)
API料金入力 $10 / 出力 $50(100万トークンあたり)
最大出力128,000トークン

※ 6月22日までの期間限定。以降はAPIクレジット課金。

コーディング・リサーチ・画像理解など幅広い領域で Opus 4.8 を大幅に上回るベンチマークスコアを記録し、リリース直後から日本でも「数分で複雑なシミュレーションが動いた」といった体験レポートが相次いでいました。

なぜ3日で停止したのか

Fable 5 は、リリースからわずか3日後に全世界で突然使えなくなりました。

米東部時間 2026年6月12日(金)17:21、Anthropicは米政府から輸出規制指令を受け取りました。

日本時間に換算すると 6月13日(土)午前6時21分頃 です。まさに多くの日本ユーザーが週末の朝にPCを開いて初めて気づいたタイミングです。

指令の内容は以下のとおりです。

「安全保障上の権限に基づき、外国籍者によるFable 5およびMythos 5へのアクセスをすべて停止せよ」

Anthropicは国籍をリアルタイムで確認する手段がないため、全ユーザーに対してモデルを即時無効化する判断をしました。自社の外国籍従業員も例外ではありませんでした。

Anthropicの立場

Anthropicは声明を出し、「これは誤解に基づく指令であり、早期復旧に向けて政府と協議中」と表明しています。

他のモデル(Opus 4.8、Sonnet 4.6など)は影響を受けていません。

今どうなってる?(2026年7月4日追記)

その後、2026年6月30日付で輸出規制が解除され、7月1日からグローバルで利用再開しました。停止から復活まで、ちょうど3週間弱です。

復活の詳しい経緯・料金優遇の条件は、こちらの記事にまとめています。

📖 Claude Sonnet 5登場とFable 5復活まとめ

停止していた間、代わりに使っていたモデル

停止中(2026年6月16日時点)は、以下のモデルで代替していました。

モデル特徴
Claude Opus 4.8最上位(Fable 5停止中の実質トップ)
Claude Sonnet 4.6バランス型、コスパ良し
Claude Haiku 4.5軽量・高速

ただし、Fable 5 停止後に Opus 4.8 へアクセスが集中した影響もあってか、6月13日・6月15日にエラーの増加が報告されていました。「Opus 4.8 も使えない」という声がXで流れていたのはこのためです。

まとめ

  • Claude Fable 5は2026年6月9日リリース、Anthropic史上最強モデル
  • 6月13日(土)朝(日本時間)、米政府の輸出規制指令により全世界で即時停止
  • Anthropicは「誤解」と主張し復旧を目指すと表明
  • 追記(2026年7月4日):2026年6月30日に輸出規制が解除され、7月1日からグローバルで利用再開済み

床屋で知ったこのニュースでしたが、結局3週間弱で無事に復活してくれました。復活後の詳細はこちらの記事にまとめています。


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この記事を書いた人
AI-Nyanko

某外資系コンサルのインフラエンジニア。Claude Code の実践ノウハウを失敗談も含めて正直に発信しています。

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