Claude Code 入れたら最初に試す便利コマンド5選
前回の記事「Claude Code のインストール手順【Windows完全版】」で、インストールまでは完了したと思います。
でも、いざ起動してみたら 「何ができるんだろう…?」 ってなりますよね。私もそうでした。
今回は、入れた直後に試しておくと 一気に Claude Code を使いこなせるようになる便利コマンド を5つ紹介します。すべて 「/」(スラッシュ)から始まるコマンド で、会話の途中で打てます。
スラッシュコマンドって何?
Claude Code には、AIへの普通の指示文とは別に 「ツールへの命令」 として使う特別なコマンドがあります。
/help ← これがスラッシュコマンド
/ を入力するとサジェスト(候補)が出てくるので、覚える必要はありません。便利機能のショートカット集と思ってください。
1. /help — まず何ができるか把握する
最初に必ず打ってほしいのが /help です。
> /help
これで 使えるコマンドの一覧 が見れます。「こんな機能あったんだ」という発見がいっぱい。
特に これから先に紹介する4つのコマンド は、すべて /help で確認できます。困ったら戻ってこられる「ホーム」みたいな存在です。
💡 ポイント: / を1文字入力するだけで、利用可能なコマンド一覧がフィルタ表示されます。これだけで結構助かる。
2. /init — プロジェクトを Claude に教える
これは超強力です。
何らかのコードプロジェクト(リポジトリ)の中で /init を実行すると:
- Claude がプロジェクト全体をスキャン
- 構成・使ってる技術・コードの傾向を分析
CLAUDE.mdという設定ファイルを自動生成
> /init
この CLAUDE.md には、次回以降の作業で Claude が参照する 「このプロジェクトのお作法メモ」 が書かれます。例えば:
- どのフレームワークを使ってるか
- ディレクトリ構成のクセ
- ビルド・テストの実行方法
- コーディング規約
→ 次から Claude が 「分かってる感じ」 で動いてくれるようになります。新規プロジェクトに入って最初にやる定番アクション。
📁 CLAUDE.md の場所: プロジェクトの ルートディレクトリ直下 に作成されます。
my-project/
├── CLAUDE.md ← ここに生成される
├── src/
├── package.json
└── ...
ちなみに CLAUDE.md には 4つの種類 があって、置き場所で適用範囲が変わります。
| 種類 | 場所 | 適用範囲 | Git共有 |
|---|---|---|---|
| プロジェクト用 | ./CLAUDE.md または ./.claude/CLAUDE.md | そのプロジェクト | ✅ する |
| ローカル用 | ./CLAUDE.local.md | そのプロジェクト(あなただけ) | ❌ しない(gitignore) |
| ユーザー(個人)用 | ~/.claude/CLAUDE.md | あなたの全プロジェクト | ❌ 個人マシン内 |
| エンタープライズ | OS別の特殊パス | 組織全員 | 組織管理 |
/init で作られるのは「プロジェクト用」。チーム開発なら Git にコミットしてみんなで共有するのが定番。
💡 CLAUDE.local.md の使いどころ: チームでは共有したくない個人設定(自分のサンドボックスURL、好みのテストデータ等)を書く場所。.gitignore に追加してコミット対象から外します。
⚠️ 注意: 自動生成された内容は AI の推測も含まれるので、間違いがあれば手動で修正してOK。むしろ「実際はこっち」と直してあげる方が、次回以降の精度が上がります。
📌 既に CLAUDE.md がある場合: /init は上書きせず、「改善案」を提案 してくれます。なので「上書きされたらどうしよう…」と心配せずに気軽に打って大丈夫。
3. /clear — 会話をリセットする
長く Claude と話してると、こんな経験ありませんか?
- 「さっきの話を引きずってちょっとズレた回答が来る」
- 「もう別の話したいんだけど、前のコンテキストが邪魔」
- 「気づいたらトークン消費が膨らんでた」
そんなときの救世主が /clear です。
> /clear
これで会話履歴が まっさら になります。新しいトピックに切り替えるとき、毎回これを打つ習慣をつけると:
- ✅ Claude の回答精度が上がる
- ✅ 余計な過去文脈を引きずらない
- ✅ トークン消費を節約(サブスクの使用枠を温存、APIならコスト削減)
ぶっちゃけ、これが一番使うコマンドかもしれません。
4. /usage — 使用量を見える化する
Claude Code は基本サブスク制ですが、どのくらい使ってるか は意識した方がいいです。プラン上限に達すると一時的に使えなくなるからです。
> /usage
これで現在のセッションで使ったトークン量と、プランの残り使用枠 が表示されます。
(例の表示)
This session: 12,450 tokens
Plan usage: 35% of weekly limit
💡 使いどころ:
- 大きな作業のあとで「どれくらい食ったかな」を確認
- 長時間使ってる日に途中チェック
- プラン変更検討時の判断材料
/usage で日々の消費感覚を掴めば、無駄なく使えるようになります。
📌 補足: /cost と /stats は /usage の別名
実は /cost と /stats を打っても 同じ画面が開きます(エイリアスなのでコマンドは1つ)。
ただ 表示される中身が契約タイプで変わる だけ:
- サブスク(Pro / Max) → 残り使用枠が見える
- API 従量課金 → セッションコストが見える
なので「サブスクは /usage、API は /cost」とよく言われますが、実際はどれを打ってもOK。覚えやすい方を使ってください。
5. /compact — 長い会話を要約して節約
/clear ほど大胆じゃないけど、コスト節約したいときの中間策が /compact です。
> /compact
これは 会話履歴を Claude 自身が要約 して、要点だけ残して圧縮します。
/clear | /compact | |
|---|---|---|
| 過去の文脈 | 全部消える | 要約された形で残る |
| トークン節約 | 最大 | 大 |
| 使う場面 | 別トピックに切り替え | 長くなった会話を続けたい |
例えば、何時間も Claude と一緒に複雑な機能を作ってる最中、トークンがかさんできた場合:
/clear→ これまでの作業の文脈が消えるので NG/compact→ 要点を残しつつ圧縮、続行OK ✅
長期戦のときの必殺技です。
まとめ:この5つを覚えておけば十分
| # | コマンド | 用途 |
|---|---|---|
| 1 | /help | 何ができるか確認 |
| 2 | /init | プロジェクトを Claude に学習させる |
| 3 | /clear | 会話リセット(一番使う) |
| 4 | /usage | 使用量・残り枠確認 |
| 5 | /compact | 履歴を要約して節約 |
最初は /help と /clear だけでも全然OK。慣れてきたら /init と /usage、/compact を使い始める、くらいの段階的な慣れ方で十分です。
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